Bill Evans Trio 『Sunday at the Village Vanguard』

ジャズ・ピアノを習い始めて痛感したのは、スタンダードの曲をほとんど知らないこと。知るために聞くと教養になってしまうような聞き方をするなら知らないほうがいいなあ、なんて思っていました。

ところが、先日ジョー・ヘンダーソンの《Blue Bossa》を知って興味がわいてきました。自分の気持ちに寄り添うところがあるし、新鮮に思う瞬間がある。そこで、家にあるCDをちょこちょこと聞いています。

 

今夜はビル・エヴァンス・トリオ(Bill Evans Trio)の『Sunday at the Village Vanguard』を聞いています。このアルバムも初めて。スタンダードと言われている《Alice In Wonderland(不思議の国のアリス)》も初めて聞きました。知らないことを知る、新しい扉を開けるには勇気がいることですが、わくわくします。どんな刺激を与えてくれるんだろうか、自分は何を感じるのだろうか、感じたことをどんな言葉で表現できるのだろうか。新しい音楽を聞くのはそんな楽しみがあります。簡単にいうと、トキメキを感じるかどうか、それだけです。


 

Sunday at the Village Vanguard

 

  1. Gloria's Step (Take 2)

  2. Gloria's Step (Take 3)

  3. My Man's Gone Now

  4. Solar

  5. Alice In Wonderland (Take 2)

  6. Alice In Wonderland (Take 1)

  7. All Of You (Take 2)

  8. All Of You (Take 3)

  9. Jade Visions (Take 2)

10. Jade Visions (Take 1)

 

ビル・エヴァンス・トリオ(Bill Evans Trio)

 ビル・エヴァンス(ピアノ) 

 スコット・ラファロ(ベース)

 ポール・モチアン(ドラムズ)


ところで、ここ数ヶ月ほど、いや横浜にきて、広島にいた時ほど音楽を聞いていません。

気になるCDはそこそこ買い、ライブやコンサートに行った割には、ゆっくり聞いていません。

どうしてかなあ、興味・関心が薄れたっていう訳ではなさそうだから(と思いたい)。

いくつか理由を探ってみました。

 

 1.TwitterやFacebookに夢中。

 2.独身時代にほとんどしなかった慣れない家事に四苦八苦。

 3.独身時代と違って、自分だけの部屋がないこと。

 

どれだけ両親のすねをかじってきたか見てとれますね。離れて分かる親のありがたさ。風邪をひけば、母はあったかいうどんを作っておしゃべりに付き合ってくれたし、「電車で会社に行くのがたいぎいけえ、連れてってや」と言えば、「はよせにゃ、遅れるで〜」といいつつ車で連れてってくれた父。いつまでも、ご飯は時間になると自動的に出てくるものだと思っていました。食事後は、気の向くままお風呂に入って、自分の部屋に引きこもり、本を読んだり、ネットサーフィンをしたり、友人に電話やメールをしたり、音楽を聞いたり。

 

それが、30数年間親のすねかじりの生活を送ってきたので、いまはもう大変・・・てことは決してありません。いまは、わが家のオットに甘えてばかり。本当に彼は辛抱人だわ。夜遅く仕事で疲れて帰ってきても、ぐーたらな私に気遣って、食器を洗って、お風呂に入って、目覚ましをセット。しかも、翌朝私がアルバイトに寝坊して遅刻しないよう、寝坊助な私のために再度アラームをセットするという徹底ぶり。

 

結局、「あれやこれやで忙しいんよ!」なんていいながら、グータラで甘えん坊なことにかわりない。

 

加えて、TwitterやFacebookのSNS。投稿するとつい自分の発言に対する反応を求めています。

そこで、この1、2週間という極短期間ですが、TwitterやFacebookから距離をおきました(変わりないかもしれませんが、一応離れたつもりです)。スマートフォンを持つようになってから、SNSへの依存度が高くなったかな。いやいや、ハードウェアを理由にするのはよしたほうがいい。自分の意思が弱い、というよりむしろ時間の使い方が下手なだけ。

「もうちょっと肩の力を抜いて物事を考えればいいのに」という囁きが遠くから聞こえますが、今回だけは知らないふりをしておきましょう。

 

「ていねいな生活をする」「1日1日を大切に過ごそう」なんて小洒落たことではない。どんな環境であれ、自分の時間と居場所は自分で作るだけ。

私がしたいのは、家のことも仕事のことも体に無理のない範囲でやった上で、音楽を聞くのはもちろんのこと、本を読んだり、クリスマスリースを作ったり、ピアノを弾いたり、ウチでお茶を飲んだり、手紙を書いたり、オリーブの木に水をやったり、カメラをいじったり、自転車に乗ったり、建物をみてまわったりではなかったのか。

 

今夜は少し考え事をしてしまいました。今はちょうど《All Of You(take2)》が始まったところ。今週いっぱい、このアルバムを繰り返し聞くことになりそうです。

 

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コメント: 5
  • #1

    みなみ (水曜日, 28 11月 2012 22:47)

    まあ、人生そういうものでしょう。無責任ですが(^^;

    《不思議の国のアリス》、これを機にオリジナルの映画(ディズニー1951)を観るというのも愉しいです。
    https://www.youtube.com/watch?v=xQel-Am9W2w

  • #2

    Akiko Sunagawa (木曜日, 29 11月 2012 09:22)

    >みなみさん
    こんにちは。そんなもんですよねーw 考えすぎました。
    ところで、『不思議の国のアリス』、リンク先で全編が観られるんですね。ラッキー!この頃のディズニーのキャラクターの描き方は好きだなあ。いまアリスが"うさぎさーん、待ってよー"といって、うさぎの後をを追いかけてます。続きは仕事から帰ってから。ありがとうございました♪

  • #3

    phoebe (日曜日, 02 12月 2012 19:50)

    そうそう、わたしもジャズを聴きはじめたころ、知らない、もしくはきいたことあっても名前がわかんないスタンダードがいっぱいあって(あ、もちろん今もいっぱいw)、新鮮でした〜♬やっぱりスタンダードとして残ってる曲はいいですよね〜。わたしも、いまはほとんどプライベートの時間がとれないような状態で、音楽聴くのは、ほんとにたまに。一日おわって、夜、ぼーっとテレビを眺めるのがせいぜいの自分をどんなもんかいなと思ってましたが「そんなときもあっていいんだよ」と言ってくれる友達がいて、助けられました〜。ぼちぼちやりましょー♬

  • #4

    Akiko Sunagawa (月曜日, 03 12月 2012 22:54)

    >phoebeさん
    コメントありがとうございます♪きっと、聞いたことのあるジャズのスタンダード曲のほとんどは、私の場合、映画か城達也さんの「ジェットストリーム」(←ポップス、オールディーズのほうが多かったかな?)などのラジオ番組だったんですよね。今は気になった曲はYouTube→図書館でCDを借りる→気に入ったら購入・・・というサイクルを亀の歩みで楽しんでます。体と心と環境の三角のバランスがうまく保たれてからでも十分ですね。私もphoebeさんのコトバに助けられました。いつも優しいお声がけをありがとうございます☆

  • #5

    halsys (土曜日, 22 12月 2012 11:47)

    スタンダード・ナンバーを憶える最適&最良の方法は、Jazzヴォーカルを聴く事だと、Jazzをヴォーカルから入門した私は断言します。歌詞を聴いていればタイトル名は自然に憶えられるケースが多いですからね。w

    以下は英国のレコード会社がリリースしてる復刻CDですが、かつて聴く事の出来なかったオリジナルLPを良い音質で復刻し、しかも安価なのでお勧めです。

    http://tower.jp/item/2954576/Eight-Classic-Albums

    http://tower.jp/item/2821901/Three-Classic-Albums

    http://tower.jp/item/3115118/Seven-Classic-Albums

    http://tower.jp/item/3133730/Eight-Classic-Albums

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私の大好きな花屋さん"辰花"さん。

ユリ、バラ、カーネーション、スイトピー、ヒペリカム。春っぽく明るい感じで。

 

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開くとオレンジ色のバラ「ヘリオスロマンチカ」をメ インに赤いガーベラやスカビオサアンスリウム、ランのアランセラ、 葉物はユーカリ&ドラセナ