ハイドン 交響曲集 ージョージ・セル指揮 クリーブランド交響楽団

部屋を掃除したあと、ゆっくり音楽を聞きたくなりました。

引っ越してからそのままにしている段ボール箱から、ジョージ・セルとクリーブランド交響楽団による『ハイドン 交響曲集』を引っぱり出して、お昼過ぎからずっと聞いています。

3時間程聞いているので、3枚聞けばいいものの、1枚、1曲、1楽章それぞれが格好良すぎて、繰り返し聞いています。

 

風をきって自転車をこいでいるときと同じよう。冷たい向かい風が心地よい。途中、黄金色のいちょう並木を歩いて、通りに面しているカフェで温かいコーヒーを飲む。目の前を仕事帰りの人や保育所帰りの母と子、学生さんなどが歩いたり自転車をこいでたり。通りをカメラで撮影しているおじさんもいる。

 

これまで演奏会や録音で聞いたなかで満足したハイドンの交響曲はなかったので、私のなかではハイドンはあんまりつまらない作曲家のグループに入っていました。もともとあまり交響曲を聞かないのもあったかもしれません。

 

しかし、セルとクリーブランド管弦楽団は、「堅苦しい」「古くさい」と感じさせるかもしれないハイドンの曲を「整然とした音楽もいいですよ。だって、おしゃれだもーん」と教えてくれました。

 

それは、第94番「驚愕」の第2楽章でよくわかりました。

第2楽章で突然音が大きくなる部分があります。よくここで、コンサートや他の音盤で驚かせられて嫌な思いをしたこと数々。さらに、なんとなくモタモタ、ドテドテ、べっとり、ねたーっとしたハイドンをどれだけ聞いては買ったばかりのCDを里子にだしたか(=某マケプレに出品)。あんまりいい思いをしたことはなかったんですね。「心臓によくない」と敬遠していたのですが、彼らの演奏では驚くこともなく、もたーっとした演奏もなく、爽やかでした。大きな音に邪魔されることなく、「あー楽しいよー!ど ど み み そ そ みーっ、ふぁ ふぁ れ れ し し そーっ」と歌ってたほど。

 

たとえ、大きい音、強い音を出しても大人としての余裕、品のある演奏なので、「きゃーっ!」と怖がるようなびっくりした音ではありません。だって、考えてみると、この曲ができた1791年頃って貴族が音楽を楽しむことが多かったでしょうから、品格のある曲に上品な演奏が求められていたのも当然だったように思います。

 

音楽史では形式美が求められた古典派の時代。同じメロディーが繰り返し演奏されていても、退屈には感じまあ得んでした。生き生きとしていて、聞くたびに新しい風が吹き込んでくるかのようです。半世紀前に録音されたのに、現代の私でもはっとさせられる作品で、古めかしいことはなく、研ぎすまされた感覚を覚えます。セルとクリーブランド管弦楽団のおかげですね。

 

また、ハイドンの交響曲はブルックナーやマーラーに比べると短時間なので、交響曲が苦手な私でも気楽に聞けます。メロディーもリズムも難解ではない、簡素、シンプル。無駄がない。分かりやすい。

 

今聞いているのは、1枚目の交響曲第93番、第94番「驚愕」、第95番。

残りの3枚を聞くのが楽しみになってきました。

my favorite florist

私の大好きな花屋さん"辰花"さん。

ユリ、バラ、カーネーション、スイトピー、ヒペリカム。春っぽく明るい感じで。

 

八重咲きのヒマワリ、バラ、アジサイ、アンスリウム

開くとオレンジ色のバラ「ヘリオスロマンチカ」をメ インに赤いガーベラやスカビオサアンスリウム、ランのアランセラ、 葉物はユーカリ&ドラセナ