白夜 (White Night) − ノルウェー民俗音楽の印象

数年前から北欧の音楽を通じて、ジャズやクラシカルなど聴いてきました。とくに、ノルウェーの音楽が気に入っています。

ノルウェーのあったかい、ちょっと田舎っぽさ、親しみ、「ほほいのほーいっ」という空気感に魅力を感じています。

 

私の好きな演奏家の一人にクラッゲルードというヴァイオリニストがいます。

彼 はノルウェーのヴァイオリニストで、広島交響楽団の定期演奏会のソリストとして来日したこともあります。彼の演奏するバイオリンの音色は、艶やかというよりむしろ、素朴。等身大の音色で、作曲家(このときはシンディング)の曲を甘くなりすぎることなく、そのまま伝えてくれました。「こんなにいい曲があるんだけど、聴いてくれない?」みたいな、そんな感じです。

 

だから、ずっとノルウェーの音楽の源泉をたどるのは、私にとっては自然の流れだったように思います。

 

オーケストラ、合唱、室内楽・・・何を聴いても相性がいい。

ながーくつきあっていける友達、つかず離れず、心細いときは寄り添って、楽しいパーティがあれば飲んで踊りあかすような関係というもんでしょうか。

 

「なんかノルウェーの伝統音楽、民俗音楽を聴いてみたいんだけどいいのないかな〜」といつもお世話になるノルディックサウンド広島さんに尋ねたら、写真のジャケットのCDを紹介してくださいました。

 

そして、ここ1週間近く毎日のように聴いています。

聴くといっても、部屋の中にアロマの香りを漂わせるように、ハリングフェレ(ヴァイオリン)と合唱の響きを味わうような感じです。

 

先月の地震以来、心落ち着かない日々が続いています。

人が生きるためにはまず衣食住の確保が第一。被災された方々は、音楽を聴いたり、季節の花を愛でたり、空を見上げたり、深呼吸したりする余裕はないでしょう。

でも、遠く離れた西にいる私がそれに引きずられることなく、こういう非常事態だからこそ普段通りの生活をしたいと思い、音楽を聴こうと心がけてきました。しかし、やはり知らず知らず沈んでしまうことが多かったです。自分は何の被害もあっていないのに。東北から遠く離れた広島に住む人間でも結構なストレ スを感じるのですから、被災地の皆さんの生活は過酷で、精神的にも辛いと思います。被災者の方々の気持ちをすべて理解するなんておこがましいことはできない。家も家族も土地も財産もいっぺんに失った人の喪失感を想像するのは、未熟な私には難しい。でも、ただその気持ちに寄り添うことが許されるのなら、私にもできるかもしれない。「寄り添う」ことを忘れずに、自分のできることでお手伝いしたい・・・このCDを聴きながら、心のうちを整理しました。

 

この「白夜ー民俗音楽の象徴」は、ノルウェーから遠く離れた日本に住む私たちが聴いても、何だか原点に返るような、心の中を洗い出してくれるような音楽がつまっています。ちょっぴり疲れた夜に。紅茶を飲みながらほっとしたい休日に。

2009年11月にオスロのリース教会で収録された作品。

何となく聴いているうちに気持ちよくなって寝てしまうこともあるでしょう。

 

 

白夜 (White Night) − ノルウェー民俗音楽の印象

(BIS SACD1871 SACD hybrid)

 

◇最上級の合唱音楽のためのエリート・アンサンブルとして設立されたノルウェー・ソリスト合唱団 Det Norske Solistkor は、1950年の創設以来、200曲を超す作品の初演を手がけ、ノルウェーの文化、音楽生活の中でユニークな位置を占めてきました。1990年には初代指揮者クヌート・ニューステットの後継としてグレーテ・ペーデシェン Grete Pedersen が芸術監督に就任し、合唱団の名声を一層高める努力をつづけてきています。録音活動も継続的に行い、作品の根底にある民俗音楽の要素を強く意識したグリーグの合唱作品集 (SACD1661) は、国際的メディアから注目され、"Diapason d'Or" (Diapason)、"Disco Excepcional" (Scherzo)、"Chod de mois" (Le Monde de la musique)、"Empfohlen" (klassic.com) に選ばれています。新作『白夜』の副題は「ノルウェー民俗音楽の印象」。伝承曲とともに、フィドル奏者のイェルムン・ラーシェン Gjermund Larsen (1981-) とアイヴィン・ビューエネ Eivind Buene (1973-)、創作のインスピレーションを民俗音楽に求めたアイヴィン・グローヴェン Eivind Groven (1901-1977) の作品が歌われます。

 

ノルディックサウンド広島HPから引用*

my favorite florist

私の大好きな花屋さん"辰花"さん。

ユリ、バラ、カーネーション、スイトピー、ヒペリカム。春っぽく明るい感じで。

 

八重咲きのヒマワリ、バラ、アジサイ、アンスリウム

開くとオレンジ色のバラ「ヘリオスロマンチカ」をメ インに赤いガーベラやスカビオサアンスリウム、ランのアランセラ、 葉物はユーカリ&ドラセナ